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2022年10月5日水曜日

タイヤの溝って何のためにあるの? その1

意外と知らないタイヤの溝のお話


 皆さんが普段目にするタイヤには地面に設置する

面に溝が彫ってある物がほとんどだと思います。

実はこれ路面の状態に因って適性な形が有ります。


これをトレッドパターンと言ってタイヤの用途に

よって様々な形が有ります。








ある程度の幅の溝がタイヤの回転方向に何本か

掘って有り、それをつなぐ様に横(もしくは斜め)

に向かって溝が彫ってあるのをよく見かけるでしょう。


乾いた路面や雨天時が主な用途の

通常の3シーズンタイヤ(主に春、夏、秋用)は

大体上記の様な形です。


雪道や凍った路面を主な用途ととする一般的に

冬用タイヤと呼ばれているスタッドレスタイヤは

基本的に縦と横の溝の幅が格子状に走っていて、

溝と溝の間のゴムのブロック内にさらに細かい

溝が刻まれていると思います。








極端な例だと通常のタイヤでは泥等で滑って

しまう畑や水田に使うトラクターが履いている

後ろ側の大きなタイヤはつるっとした

ドーナツ状のタイヤに大きく太いゴムの

ブロックが付いています









未舗装路や荒れ地と主な用途とする

よく言う4駆タイヤと呼ばれるものは

テレーン「地形」と名の付くオールテレーン、

マッドテレーン、ハイウェイテレーン等の

種類が有ります。

これも用途によるカテゴリーの意味が有る

呼び方です。




オールテレーン


マッドテレーン






ハイウェイテレーン

ハイウェイテレーンはオールテレーンや

マッドテレーンに比べて溝の幅が狭めで路面との

接地面が多くなる様になっていますが、

こちらは主にアスファルトを走って

悪路はたしなむ程度の用途になっています。









ちなみにタイヤの横に「M+S」とかいてある

マットアンドスノータイヤと言うのが有りますが

通常の四駆タイヤに比べてゴムが柔らかく

悪路や雪でも!と言う売り文句ですが

凍った路面は基本ダメですし

雪道でもスタッドレスタイヤの方が強いです

「ちょっとくらいなら」という感覚でいて

もらった方が良いです。

何事もですが過信は良くないです。


基本悪路も凍結路も雪道も乾いた路面に対して

何倍もの注意を行い急の付く動きは避けて

慎重に運転しましょう。


他にも用途によっていろいろな形のタイヤが

有るのですがかなりマニアックな話なので

割愛します。


それぞれのタイヤにある溝やゴムのブロックの

形状はみんな意味が有ってあの形なのです。


3シーズン用のタイヤの溝やブロックの形状は

主に雨等の路面上の水をタイヤの接地面から

避けるためにあります。












よくタイヤが減ってくると雨の日に滑りやすくなる

と言いますがこれはタイヤのゴムが減って周囲に

ある溝の面積が少なくなり水を流せる量が減る為です。


ハイドロプレーニング現象と言うのを聞いた事が

有るかもしれませんがこれはタイヤと路面の間に

水の層が入り込んでしまう事を言います。

信じられないかもしれませんが車が水によって

路面から浮いた状態の事なのです。












ハイドロプレーニング現象は高速走行や

水の量が多い路面で走行した際にタイヤが水を

除け切れなくなって路面とタイヤの間に

水の層が出来てしまうので車両の操舵やブレーキが

利かない状態になる事を言います。


なのでタイヤが減ってきて溝の深さが浅くなっ

ている場合、新品タイヤよりも低い速度や

少ない水量で路面からタイヤが浮いてしまう事に

なるので「早めの交換を」とタイヤメーカーや

カーディーラー、タイヤ屋さんは言うのです。


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